2021/12/20

自分自身を振り返る

大阪地区責任者のYOです。

すっかり季節が冬になって毎日気温が低い日が続きますね。近年、四季を感じる事が少なく

とりわけ、春と秋のポジショニングが変わってきている気がする今日この頃です。

今回はつい最近あった出来事を振り返りたいと思います。

空手に対する意識の変化

新型コロナウイルスが流行し、スポーツやイベント等、人が集まる内容については

自粛する流れが続いていましたが、今年は子供の空手の大会が無事に開催されました。

子供は幼稚園の年中から空手を習いだし、今は小学校2年生なので約4年間空手の稽古に励んでいます。去年まではあまり空手に対する熱は感じられませんでしたが、今年に入って

本人なりに空手と向き合う時間を作り、一生懸命稽古する事で熱が帯びてきたように感じます。

今年の夏頃までは空手以外にも習い事をしていましたが、本人と話をして、空手に集中する

時間を作る為に他の習い事を辞め、空手の稽古に励んでいました。

余談ですが、私は5人と猫2匹の家族ですが、私を含めて4人が空手を習っています。

良い時も悪い時も記録する

子供の行動で、以前から変わった事と言えば、何も言わなくても空手の練習を自ら行うようになったことです。

前までは練習を促すようにしないと動かなかったですが。

そんな彼に理由を尋ねると空手が楽しい。と答えが返ってきました。

子供は自分が好きな事や、楽しい事は何も言わなくても勝手にやる。と以前読んだ本に書いていましたが、全くその通りだと実感した瞬間でした。

自分自身が好きな事や楽しい事は勝手にやってくれるので今年の伸び率は半端なものでは無かったです。

練習をする→上手くいく→褒められる→得意になる→更に練習する

こんなサイクルがグルグル回っていたのではないでしょうか。

これは、大人になっても重要なサイクルだと思います。

でも、上手くいく瞬間だけではないのが日常です。時には叱られる事や注意を受ける事も

ありますので、決して良い瞬間が常にある訳ではないです。

そこで、今年の夏から取り組んだのは自分の行動を振り返る、空手ノートを作る事でした。

内容は単純です。

  1. 稽古の時の目標
  2. 教えて貰えたこと
  3. 稽古の振り返り
  4. 感想

上記内容を稽古が終わってから、本人に書いてもらうようにして、積み重ねを行うようにしました。

書くにあたっては、書き方のルールを2つ決めています。

1.内容は自由に書く。(文章でも図でもOK)

2.後から見ても読めるように丁寧に書く。

記録を振り返る事の大切さ

稽古の内容を書く事で良い時と悪い時の違いや、自分の言葉と他人の言葉を文章に起こす事で、意味の取り方にギャップが生まれてきます。

このギャップを埋めていく為に、次の稽古の時に質問をする、他の子どもの動きを観察するといった行動が出てきました。その後、何が起きたかと言うと、自分自身に矢印を向けて自分の行動を客観的に観て、1つ1つの行動が説明出来るようになってきていました。

稽古の時に考えて行動する事で自分の体にもどんどん技の動きが染みついてきます。

結果、試合では稽古の時の技が無意識に出るようになっていました。

嬉しい事に試合の結果もしっかりついてきたので本人の自信にもなったと思います。

仕事でも振り返りの大切さを皆さん感じていると思いますが、目先の事に追われて、中々

時間が作れないのが実情だと思います。振り返りの大切さも解る。けど、時間が無い。

これは相当なジレンマですよね。

そんな時は予め自分の時間を確保しておく必要があります。1日の中の15分間とか1週間の中の2時間とか。

学校の時間割みたいに、該当する時間帯は振り返り時間にする事を確保しておけば、取組みやすいです。

私の場合、仕事の終業時間前15分間と昼休憩後15分間を確保してその日の会話や気になったキーワードを思い返しながら記録しています。

少し、話が逸れましたが、今回の子供の行動を見て私も参考になる部分が数多くありました。

彼自身、今回自分と向き合う事で何が出来て、何が足りないか、この2つをわずかでも考えれた事が結果につながったのではないかと思います。

今年も残りわずかですね。今年も色々とありましたが、個人的には充実した一年間でした。 来年も色々な事に挑戦し続けて、年末には充実した一年を振り返りたいと思います