秋の気配が訪れても良い時期ですが、日中はまだまだ暑い日が続いています。
早く過ごしやすい気候に落ち着いてくれないかと切に願う今日この頃のリクルート課
責任者のA.Mです。今回のブログもよろしくお願いします。
さて、秋というと読書の秋・食欲の秋と申しますが、今回のブログはこの2つのテ
ーマを絡めて綴っていこうと思っております。
柚木 麻子さんの「BUTTER」が英国で3つの賞を受賞したというニュースがありまし
た。以前から各メディアでリコメンドされており、気になっていた作品でしたがこの
度新潮社から文庫化されたのを機に現在読書中です。
詳細内容は差し控えますが、話の内容は男性から財産を奪い、殺害容疑で収監されて
いる容疑者とその容疑者を取材する週刊誌記者とのやり取りを軸に展開されていくお
話となっています。その容疑者が大変な美食家でタイトルになっているバターについ
て記者に話すシーンがあります。良質なバターがいかに素晴らしいか。バターを使っ
た料理方法を記者に伝え、記者は食材を買い集め実践して食べていきます。また、美
食家である容疑者はマーガリンに対する嫌悪感を露わにします。
さて、このマーガリンですが食パンに塗って食べる事が多いと思います。
私も子供の頃焼きたてのトーストにマーガリンを塗って、マーガリンがとろりと透
明に溶けていくのを眺めながら食べていた記憶があります。
ところがこのマーガリンですが、昨今身体に良くないとも言われています。
高価なバターの代用品として人工的に製造されており、ざっくり言うと植物油で出
来てます。つまり油の塊です。
このマーガリンにはトランス脂肪酸といわれる物質が多く含まれており、悪玉コレ
ステロールを増加させ、心筋梗塞や脳梗塞につながる動脈硬化を進行させ、身体に
害を及ぼすといわれています。
また、この他にも身体に良くない人工的に造られたモノがあります。
それは人工甘味料です。
昨今は糖質を摂取する事が肥満に繋がるとの見解から、清涼飲料水などで糖質0を
うたっている表記をよくみかけますが、だいたいこの人工甘味料が入っています。
清涼飲料水だけでなくノンアルコール飲料にも使用されているケースがあります。
人口甘味料を過度に摂取するとがんのリスクが高まるといわれています。
つまり、マーガリンにしても人工甘味料入りの食物にしても人工的に造られたも
のには健康上のリスクがある事になります。
私自身も糖質制限をしてダイエットに励んでいた時期もあり、糖質0の人工甘味料
入りの飲み物を摂取していましたが、今思うと怖くなってしまいます。
食品の値段が高騰してくると、どうしても安い商品を選びがちになります。安い商
品には企業努力も勿論あるとは思いますが、それなりの理由もあります。
人工的に着色されていたり、味付けされているものの中には子供が好きな食材もあ
ります。特に海外から輸入されてくる穀物には大量の農薬が使われています。
世の中にはそういった食材で溢れています。知識や情報が必要となってきますが、
今一度皆さんが口にいれているものに注意を払ってみてはいかがでしょうか?
そんなことを思いながら毎食の食事に気をつけていこうと心に決めた読書の秋・食
欲の秋でした。
M