こんにちは。大阪地区 担当者のT.Yです。
「信じている」
この言葉を投げ掛けられれば
ほとんどの人は悪い気はしないだろうし
信じてくれている事を嬉しく思うだろう
しかし私はいつ頃からか
この言葉を使わずに過ごしてきた
戸惑いと疑念を浮かべ
ただただ躊躇してしまう
私ですら解らない私のどこを
信じているのだろうと
尖った言い方をすれば
「信じている私の想いを裏切らないで」
そんな風に聞こえさえする
あなたの中の私は誰なのだろう
それぞれの人が全て違う私の幻影を見ている
誰一人、私の本当の姿を知るはずもなく
例えば私が大きな過ちを犯せば何と思うだろう
「どうしてそんな事を」
「信じられない」
「信じていたのに」
あなたの中の私は確かに
あなたを裏切ったのだろう
ただ私は最初からずっとありままの私で
間違った判断をしてしまうのも私である
あなたに信じるに値する人が居るのなら
ありのままに全てを受け入れ何があろうと
どうか背を向ける事なく手を差し伸べて下さい
何が真実か分からない世界で
何を信じる事が出来ますか
「信じている」
その言葉は信じる者、信じられる者
双方を鎖で縛り付ける言葉