2025/04/14

『お花見』

こんにちは、大阪在住担当のH.Tです。

4月に入り、いよいよ春本番ですね。街のあちらこちらで桜が咲き誇り日差しも心地よくて、冬の寒さからようやく解放された感じがします。

そんな桜のシーズンです、今年は家族で京都・亀岡にある桜の名所「和らぎの道」へお花見に行ってきました。前から気になっていた場所だったので、実際に行ってみると大変感動しました。

「和らぎの道」は七谷川沿いに整備された遊歩道で、春になるとその両側に約1,500本もの桜が咲き乱れます。約1キロにわたって続く桜並木は圧巻でした。人は多かったですが、道幅も広く、ゆったり歩けるので混雑もそこまで気になりませんでした。

さらに、すぐ隣には「さくら公園」もあり、こちらには28種類・約280本の桜が植えられています。

そして何より感動したのが、夜のライトアップです。私たちが訪れた日は夕方から夜にかけて、日が落ちてからはライトアップされた桜が幻想的な雰囲気を作り出していて、昼間とはまた違った魅力がありました。寒すぎず、ちょうどいい気温だったのもあって、夜桜見物にはいいタイミングでした。

ちなみに、お花見の文化は諸説あるようですが、奈良時代に中国から梅の花を観賞する文化が伝わり、それが日本で「花見」として始まったのが最初だそうです。最初は梅の花を愛でるのが中心だったのが、平安時代になると桜に主役が移っていき、時代が進むごとに花見の意味合いも少しずつ変わってきたようです。季節を感じ、自然を楽しむという日本人の感性はずっと変わらず今に受け継がれていると思うと少し感慨深くなりました。

もうすぐ桜も散ってしまいそうですが、まだ間に合ううちに、皆さんもぜひお花見に出かけてみてください。近所の公園でも、少し遠出をして名所を巡るのもいいと思います。