2024/12/02

『エレベーターの待ち時間』

こんにちは!人材サービス事業部Y.Sでございます。

寒暖差を感じる季節となり、通勤時の電車内でも鼻をすする人や咳をする人が凄く増えています。私自身、体調を崩すと年々回復までの時間が増している様にも感じており、体調管理にはより一層注意を払おうと思います。

さて、通勤時間の使い方って皆さん何をしていますか?

個人的な感覚ですが、通勤時の電車内ではスマホ触っている人7割、その他3割って感じです。自走されている方は運転に集中すべきですが、電車などに乗車している時間はやっぱり有効的に使いたいですよね。

私は大半の人がしているスマホ触っている組で、最近は主に情報収集をしたりすることが多くなりました。年末に向けて振り返りをする機会が増え、自身の課題が山積みで、、、問題解決につながるヒント探しばかりに移動時間を費やしています。

そんな問題解決に関するエピソードとして、しばしば取り上げられるものに

「エレベーターの話」があります。

【舞台はある大きなオフィスビルです。テナントに入っている企業やビルの利用者から「エレベーターの待ち時間が長い」とクレームが入っていました。困ったビルの支配人は専門家と解決策を考えましたが、エレベーターを増設したり、高速機種に変更したりと、どれも大幅なコストがかかる案ばかりでした。そんな中、新人の若いアシスタントが「各階のエレベーターの前に大きな鏡を設置したらどうか」と提案したのです。困り果てていた支配人は、すぐにそのアイデアを採用したところ、クレームがなくなりました。理由は簡単です。エレベーターを待つ利用者が、鏡を見て身だしなみを整えたり、鏡越しに他の人を見たりして、待ち時間を短く感じたからです。エレベーターの速度や利用者の待ち時間の長さは何一つ変わっていません。この解決策は、見事に人間の心理を捉えた名案でした。】

というエピソードです。

この解決策からは、待ち時間を楽しむというプラスの発想までもが生まれそうですよね。

多角的な発想から解決策を導き出した事が素晴らしいエピソードですが、個人的に気になるのは「新人の若いアシスタントの提案」と特定されている事です。何を意味しているかを含めて問題解決のヒントとしてはここに注目しており、このポイントこそ多角的な発想が必要だと感じます。

皆さん、どの様に考えますか?

私は「新人」や「若い人」に解決策を求めれば、もちろん何でも解決する訳では無いと感じており、きっとこのエピソードでは「待ち時間の使い方」に違いがあったのではないかと思います。「困り果てていたから採用してみた」では、次に活かす事も出来ないのではないのかなとおもいます。これも多角的に見るとどの様な違いか?となり、迷宮入りしそうですが、、、問題解決して良かったねと他人事に捉えるのではなく、再現性のあるプロセスへと転換しなくてはならないと思っちゃいます。

こんな事ばかりを通勤時間内では考えたりしている私ですので、難しい顔をしている事も多いかと思います(笑)とはいえ、問題解決していかないといけない時期でもありますので多角的な発想から時間の使い方を意識し、新たな年に向けてしっかりと準備していきたいと思います!

この度も個人的な書き込みをさせて頂きましたが、今後もブログの投稿を続けていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。