大阪地区責任者のYOです。個人的な出来事を書きたいと思います。
Jリーグってご存知ですよね?
日本プロサッカーリーグ(略称Jリーグ)が始まったのは、翌年にアメリカW杯を控えた1993年。
当時は10チームで始まりました。
私が住んでいる大阪は松下電器を母体にしたガンバ大阪がホームクラブとしてあり、
ホームスタジアムは万博記念公園陸上競技場でした。
当時小学5年生だった私はガンバ大阪のファンではなく実は日産FC横浜マリノスが大好きでその中でも木村和司はアイドルでした。
元旦に天皇杯が行われており、祖母の家で親戚が集まって試合を見ていましたが、
日産と決勝戦で戦っていたのが、読売クラブです。
日産と読売はスタイルが異なり、日産がヨーロッパスタイルなら読売は南米スタイルのサッカーで個人技を活かした攻撃的なスタイルが魅力のチームなのでファンも多く居たと
思います。スター選手も沢山いて、日本代表クラスの選手が数多く揃っていました。
その中でも一際輝いていたのが、#11のカズこと三浦知良選手です。
カズは中学卒業後名門静岡学園に入学しましたが、一年で中退。単身でブラジルへ渡り、名門サントスでプロ契約をした後、日本へ凱旋帰国しています。(書いてみて改めて思いましたが、16歳の少年がこの決断と行動をした事に驚きます。)
そんなカズが読売クラブのエースとして試合に出ているのを見ると、楽しくて仕方なかった事を思い出します。もちろん木村和司は好きなのですが、カズが見せてくれるブラジル仕込みのテクニックや自由な発想に虜になっていました。またぎフェイント(シザーズ)
両足から繰り出されるコーナーキック。たくさん真似をしました。
Jリーグが開幕すると万博記念競技場でもガンバ大阪の試合が行われていたので
親にお願いして、試合を見に行かせてもらいました。
そんな事を思い出しながら先日花園ラグビー場で行われたFC大阪の試合に家族で招待してもらったので観戦にいきました。
相手は鈴鹿ポイントゲッターズというチームで現在カズが在籍しているチームです。
注目の試合という事で多くの方が試合を見に来ていました。
試合会場には車で向かいましたが、周辺の駐車場は満車ばかりで中々停める事が出来ず、
先に家族を降ろし、私は駐車場を探す為に周辺をグルグル回っていましたが、
何処も満車で、結局少し離れた新石切駅の駐車場に停める事に。
試合が始まっていたことや家族を待たせていた事もあり、新石切駅から会場まで1.5キロのランニング。とにかく急いで無事家族と合流。
会場に着くと、キッチンカーやイベントブースが並んでいて休憩がてらブラブラしているとマクドナルドハウスとのコラボ企画が行われており、そこで偶然の出会いがあり、家族で大興奮していざ、試合会場へ。
ちょうどハーフタイムのイベントが行われており、メインスタンドの上の方に座って
にぎやかな雰囲気を楽しんでいたところ周囲がザワザワし始めました。
スマホを構えた人たちが私たちの後ろを見ていたので、振り返ってみると。
居ました。カズが。
怪我の影響で試合に出ていませんでしたが、関係者席に来ていました。
一言で言うと、めっちゃかっこいいです。相変わらずカッコいいです。
みなさん、テンション上がりまくりです。
合間には手を振ってくれたり、ファンサービスもありました。
雰囲気が違いましたね。別格です。子供よりはしゃいでしまいました。
肝心の試合は終了間際にFC大阪がスーパーゴールを決めて劇的な勝利。
前半は見れませんでしたが、総合的にとても楽しめた時間となりました。
やっぱりサッカーは生で観る方が楽しいですね。
試合後はグアムキャンプで走っているカズを想像しながら新石切駅までランニング。
子供の頃万博で観た選手を花園ラグビー場で観れるとは。
今度はプレーしているところを見たいですね。
ちなみに入場者数はFC大阪が目標にしていた1万人を超える1万2000人という事で、カズを見たいファンの方が多かったように思います。
(*FC大阪の平均入場者数は2000人弱です。)
イベント効果もあると思いますが、約6倍です。
スター選手は集客力も桁違いでした。