2022/01/17

「なみだ涙の運動会」

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

「大阪地区 責任者のK.K」です。宜しくお願い致します。

年が明け急激に新型コロナウイルス(オミクロン株)の影響で感染が拡大し始め、 3県で蔓延防止措置が発出されました。年末頃まで落ち着いていた事もあり、正直「またですか!?」という気持ちにもなってしまいますね。

今回のブログはそんなコロナ禍ではありましたが昨年、無事に開催された小学校の運動会についてです。

私には4人の子供がおりますが、20数年前に私が通っていた学校に6年生の長女、4年生の長男、1年生の次女が通っています。

7月頃だったと思います。長女から「運動会の応援団長に立候補して選ばれた!」と話がありました。近所のお姉ちゃんの影響を受け、以前から応援団をやりたいとは言っていましたが、まさか団長になるとは思ってもいませんでした。

また、長女がダンスを習っている事もあり、担任の先生からダンスの振り付けを一緒に考えて欲しいと依頼を受けたようで、友達にも意見を聞きながら振り付けを考え、毎日テーマ曲を流しながら練習をしていました。長男は「ソーラン節」を踊るという事で法被(はっぴ)づくりとダンスを頑張っていると話があり、次女は初めての運動会で人前に出て踊るのは恥ずかしいと言いながらも音楽をかけながら家の中でも練習をしていました。各々が色々な気持ちで運動会に参加するんだなぁと改めて感じました。

延期が続いた運動会でしたが、学年毎に時間の条件付きではあるものの無事に開催することが出来ました。9:00から次女の学年が演技と徒競走を行い、11:00から長女と長男の学年が演技と徒競走を行うスケジュールになっていました。

次女の演技は1年生らしく元気いっぱいにダンスを踊っており、恥ずかしい気持ちはどこへ行ったのかすごく良い笑顔でした。徒競走は最下位でしたが競争相手は男の子ばかりでよく頑張ったなと思える内容でした。長男の「ソーラン節」は練習していただけあって迫力のある演技ができていたと思います。また、徒競走は接戦の末、1位でゴールする事ができました。長女の徒競走は残念ながら最下位で、もう少し健闘して欲しかったというのが本音です。

しかし、長女はこの後の演技で今までに無い程の感動を与えてくれました。応援団長という事もあり、長女の掛け声とともに生徒が入場してきました。最初は笑顔でダンスが始まり、自分たちで振り付けをした事もあり素晴らしいダンスだったと思います。演技も中盤に差し掛かり長女の写真を撮っているとカメラのレンズ越しに異変を感じました。良く見ると長女が泣いているではありませんか!

何事かと見ていると怪我などではなく、感極まって泣いている様子で周りの友達が優しく声をかけてくれていました。

応援団長に選んでもらえた事やダンスの振り付けを任された事、小学校生活最後の運動会など長女なりに色々と感じているところがあったようです。

基本的に私はあまり感動するようなタイプの人間ではないと思っていましたが、自分の子供ができてからというもの子供の成長と共に感動を与えてもらう機会も増え、気が付けば長女につられて私自身が涙を隠すのにしばらくカメラを離せない状態になっていました。

演技が終わって私も落ち着き、長女にはバレずに閉会となったのですが、ホッとしたのはつかの間で集合写真を撮った後、長女が私たちのところに向かって歩いてきました。私が友達との写真を撮ってあげようと長女に近づくと私の顔を見るなり泣き出してしまったのです。

私も再びつられそうになったところを必死にこらえ「何、泣いてんねん!友達と写真を撮っておいで」と声をかけました。すると私の後ろから「頑張った証拠やんなぁ」という声が聞こえてきました。その声に反応できませんでしたが、長女から離れたところで涙を拭いて振り返ると同級生夫婦が私を見てニヤニヤと笑っていました。

めちゃくちゃ恥ずかしかったです。

コロナ禍により開催されるかどうかも分からない状況でしたが、無事に開催できて本当に良かったと思います。時間短縮になってしまった為、残念ながら応援合戦の様子を見る事はできませんでしたが、後日動画を見せて頂くとしっかり応援団長をやっていました。

子育ては大変ですが、これからも4人の父親として色々と経験、体験させてもらう事を楽しみに妻と協力しながら子育てをしたいです。

                                 以上