2021/11/22

充実するインターネットを通じた ハローワークの求人サービス

皆様ご無沙汰しております。総務責任者のKです。

 新型コロナウイルスも一旦小康状態となり、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置も発令していない普段の生活にようやく戻れましたね。先月まで日本は外国人の新規入国を原則禁止にしていましたが、今月より入国規制が緩和されていきます。その中で外国で流行している変異ウイルスを如何に防ぐかが「第6派」を防ぐカギになりそうですね。留学生も日本に来られず、これ以上入国制限を続ければ日本離れが起き今後の経済を考えてもギリギリの状況と思いますが感染が再拡大しないことを切に願っています。

 コロナウイルスが流行し日本でも大きくデジタル化が進みました。テレワークが進み、会議や企業訪問等もテレビ会議が主流となったことでどこからでも仕事が可能になり、都会から地方に移り住まれる方も増えてきましたね。これまで日本ではビジネスの常識であった名刺交換もなくなっていくんでしょうね…

 これまで当たり前と思っていたことが大きく変化していく時代だと思います。

 我々も最先端から大きく遅れていると思っていますが、情報のアンテナを張り取り残されないように既成概念を打破し色々なことを柔軟に取り入れて行きたいと思います。

 それでは、今回は充実するインターネットを通じた ハローワークの求人サービスについて、記載したいと思います。

 ハローワークでは求人情報を無料で登録することができ、基本手当を受給するときに求職の登録を行った人等を中心に、全国の求職者に求人情報が提供されます。この求人情報は、求人者が希望することにより「ハローワークインターネットサービス」上でも公開されます。今回、ハローワークインターネットサービスの機能が強化されました。強化された内容を確認してみましょう。

1.オンラインハローワーク紹介

 ハローワークで求人を募集する際、企業はオンライン上でハローワークのサービスを受けられる専用のページ「求人者マイページ」を開設することができます。

 この求人者マイページを通じて、ハローワークからオンラインで職業紹介を受けることができ、求職者とのやりとりも完結できるようになりました。また、応募者の情報を一元的にデータで管理できるため、個人情報の管理における利便性が高まりました。

2. 応募書類の管理や 採否入力の効率化

 求職者がオンラインで応募した場合、求人者マイページ上で応募者の志望動機や応募書類等を確認することができます。求人者マイページには、求職者にメッセージを送る機能(メッセージ機能)があり、応募者と面接日時等の調整ができます。また、これまで求職者のメールアドレスを個別に確認し行っていたやり取りを求人者マイページ上で運用できます。なお、求職者やハローワークへの選考結果の通知や管理もできます。

3.オンライン自主応募

 ハローワークでの職業紹介は、求職者がハローワークを通じて(ハローワークの職員を介して)行うものでした。この仕組みについて、求人情報を確認した求職者からの応募を直接受けることができるようになりました。(オンライン自主応募)

 この自主応募はハローワークに求職登録をしている求職者に加え、ハローワークインターネットサービスのみに登録している求職者も利用できます。より広くの求職者からの応募が期待されます。

 ただし、このオンライン自主応募は、ハローワークによる職業紹介に該当しません。そのため、求職者を採用したときに受給できるいくつかの助成金について、ハローワーク等の職業紹介を要件とする助成金は要件を満たすことができず、受給対象外となります。助成金の活用を念頭においた求人を行う場合には、留意する必要があります。

 ハローワークでの求人は無料で行うことができる点が企業にとって求人活動を続ける中での大きなメリットになります。民間企業による多くのサービス提供もされていますが、オンラインサービスが強化され、利便性が高まったハローワークでの求人を検討してもよいかもしれませんね。

 色々な新しいサービスが次から次に誕生していますので、我々もうまく活用し効率を高め、社会に少しでも貢献できるようさらに取組を進めてまいります。

今後とも、どうぞよろしく御願いします。

K