2021/04/19

『 東京オリンピック開幕まで95日 』

こんにちは。人材サービス事業部Y.Sでございます。

ここ数日間で、トップアスリートと呼ばれる方々の歴史的な瞬間を立て続けに目の当たりにしました。そして共通して目に映った姿はとても『ポジティブ』に見えました。

昨年、怪我に苦しんだ大谷翔平選手。見事にリアル二刀流として日本人初記録を次々に更新し、球団初を含めてメジャーの快挙を数々と成し遂げています。復帰後のマウンドでは暴投を連発していた姿を見ました。正直、二刀流は難しいと感じていましたが、大谷選手のコメントは全く悲観的ではありませんでした。

サッカー日本代表のワールドカップアジア2次予選では予選史上最多となる14得点。ロスタイムでの3得点は圧巻でした。得点力不足と言われ続けてきた日本代表は決して手を緩める事無く得点を重ねていました。最後まで妥協しない姿をとてもポジティブでした。

東京五輪の代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権で4冠を達成した池江璃花子選手。努力した事を100%出し切れる天才と池江選手の小学生時代のコーチが話をされていたのをテレビで見ましたが、その努力は想像すらできません。言葉では表しきれない程の更なる奇跡はポジティブの中でしか達成出来なかった事だと思います。

男子日本選手で初の海外メジャー制覇を成し遂げた松山英樹選手。アマチュアで初出場ローアマチュアを獲得してから10年後のマスターズ制覇は圧巻でした。アジア人とし初となる快挙。マスターズに9回出場した経験を持つ丸山茂樹選手に、マスターズ優勝の価値を尋ねると「宝くじが10年間、毎年当たるぐらい奇跡的」と回答していた様です。メジャーでの優勝争いには戻ってこないと言われだしたタイミングで、成し遂げた奇跡。4日間のプレー中の表情は、昨年までの表情とは全く違った様に感じました。

実は、1年半ほど前に同じようなタイトルでブログを書いています。

「東京オリンピック開幕まで304日」

その時は誰もがオリンピックを楽しみにしていたと思います。

でも、今は大きく違っています・・・

『生命』が大切なのはあたりまえ・・・でも、『選手生命』と天秤にかける事はとても不自然に感じます。トップアスリートの方々はこれまで出会った多くの選手生命も背負っている・・・だからこそ、成し遂げた事の偉大さは多くの人の人生を変えるほど、大きな影響を与える。

犠牲はつきものみたいな考え方を個人的にはすぐに受け入れる事は出来ないのが本音です。異論があるのは承知の上で、開催か中止かという分断した考え方ではなく、今までに無い進化したオリンピックを諦めずに目指して欲しい・・・

ここ数日間のトップアスリート達の奇跡は、口には出せないアスリート達の声の様な気がしています。

この度も個人的な書き込みをさせて頂きました。今年もブログの投稿を続けていきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。