お久しぶりです。色々と変化のあったYOです。夏休みが終わりましたねー。
ということで夏休みの振り返りをしたいと思います。少しお時間ください。
今年の夏休み、我が家(僕・妻・子ども3人の計5人)は、あまりにも濃密で、愉快で、ちょっと愛おしい時間を過ごしました。
我が家には車がなく旅の始まりは、いつだって「レンタカー手配」というミッションから。
車に乗り込むやいなや、助手席の妻がドヤ顔で出してきたのは「2020年代以降の曲限定」という謎の縛りプレイリスト。なんで2010年代はダメなのか。平成の歌姫たちは何処へ。ツッコミどころ満載。けど借り物の車に最新の歌を響かせながら、僕らは奈良へと出発しました。
まずは家族みんなで奈良へお墓参り。
去年亡くなった父親のお墓の前で手を合わせながら、「子どもたちもこんな大きくなったで」と心の中で報告しました。父親がいなくなってまだ寂しさは残るけど、家族みんなで元気に手を合わせられて本当に良かったです。
お参りのあとは、歴史好きの子どものリクエストで奈良の郡山城跡へ。
我が家は「桐の紋章」にちょっとした縁があり桐といえば鳳凰が宿って世に平穏をもたらすという、えらいありがたい由来がある木です。城跡のあちこちにある立派な桐の紋章を見上げながら、「かっこいいな。」と感傷に浸っていました。城内を散策していると、
写真を撮りながらふと疑問に思ったことが。
「もし戦国時代にスマホがあったら、歴史は変わっていた?」
子供に質問してみると、AIを凌駕するほどの速さで反応が。
「それは武田信玄が勝つと思う」。
続けざまに根拠の説明に入りました。
「信玄はもともと『狼煙(のろし)』とか伝令をシステム化して情報戦を制した男。 スマホの便利さを誰よりも理解するに決まってるやん! 信玄は専用アプリ『風林火山通信』を立ち上げて、兵士に『今日の風林火山』を一斉送信してメンタル完全に掌握するし、GPSの位置情報で奇襲も100%防ぐからね。長篠の戦いだって『風林火山通信』のグループチャットで秒で対策命令出すから絶対に負けへん!」
何そのリアルすぎる戦国ITソリューション???
「風林火山通信」の画面を想像して、僕と妻の腹筋は崩壊した。子どもの発想力とマニアックすぎる歴史知識、正直呆気にとられました。
もちろん旅行以外の何でもない日も、我が家は全力でカオスでした。
家ではトランプのババ抜きや大富豪で大人が本気出して子どもを負かしに行き(そして返り討ちに遭い)、公園では猛暑の中で汗だくになりながらサッカーボールを追いかけました。
東大阪の「石窯ハイジ」で焼きたてパンを爆買いし、「お菓子のフルセ」で駄菓子を山盛り買い込み、アメリカンな雰囲気が凄まじい「UK」で大盛りのご飯を胃袋に流し込む。
夜になれば、子どもから猛プッシュされた漫画『日本三国』にドハマりし、娘から渡された道尾秀介さんの小説『I』のラストで「えぇぇぇ!そこが伏線!!」と夜中に絶叫して伏線回収大会を開催した。
そして最終日、僕たちはカラオケボックスへと雪崩れ込んだ。
ドライブ中に散々聴かされていた最新プレイリストの曲をあえて全員で一曲も歌わないという謎のこだわりを発揮し、マイク握りしめて喉ちぎれるほど歌い明かして夏休みは終了しました。
普段は仕事でバタバタしてて、「良い父親」なんて口が裂けても言えない。
だけど、この夏休みに見つめ合った家族の笑顔と、石垣の前で聞いた「武田信玄の風林火山通信」の爆笑は、間違いなく我が家の宝物です。
子どもたちが大きくなって、いつかふとこの夏を思い出したとき。
「ウチのオトン、信玄のスマホの話でめちゃくちゃ笑ってたな」と、愛おしく思い出してくれたら、それだけで僕はもう大満足。
とにかく楽しい夏休みでした。
暑さがまだまだ残りますが皆さま体調に気を付けながらお過ごしください。